幼児期にどのような知能を伸ばしてあげたらいいんだろう?

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子供が大きくなってやりたいことや進みたい道を見つけたときに、少しでもその分野の土台をしっかりつくってあげられていたらいいな、と思いませんか。

子供の能力を伸ばしてあげたい。

でも、どんな能力を伸ばしてあげたらいいんだろう、、、。

そんな悩みの参考になったのが、ハーバード大学のハワード・ガードナー教授が提唱している多重知能理論(Multiple Intelligences Theory=MI理論)という考え方です。

これは、現在、世界各国(中国や韓国、フィリピンなど)の教育現場やビジネスの場で活用されている理論です。

また、2018年に発売されTVやネットで大反響の子育て本『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばしかた(伊藤美佳)』でも紹介されている理論です。

多重知能理論とは?

能力や知能といえば、パッと頭に思い浮かぶのは「IQ」だと思います。

古くから、知能はひとつの指標(IQ)で示されると思われていました。

しかし、ある分野においてずば抜けている人も、他の分野においては並だったり苦手だったりしますよね。
IQが高いからといって、スポーツもお裁縫もお料理もすべて得意というわけではないと思います。

「知能ってひとつだけじゃなくていろいろあるよね?」

「IQが高い人も含めて、皆、得意なことがあれば、苦手なこともあるよね?」

そう唱えたのが、先ほどご紹介したハワード・ガードナー教授です。

私は娘を育てるうえで、この『多重知能理論』という考え方を心に留めておきたいなと思っています。

というのは、子供の能力を高めてあげたいなーと思うと、ついIQばかりに目がいきがちになるからです。

テスト(国語、算数、理科、社会)の点数で子供を評価するのではなく、子供の興味感心に合わせて個性を伸ばしてあげたいな、そして、個性(子供そのもの)をまるっと認めて愛してあげたいな、と思います。

ガードナー教授は、「人は複数の知能を持っており、それぞれの知能には強弱がある」これを『知能個性』と言いました。

それではここから、“複数”の知能というものにどのような知能があるのかご紹介します。

多重知能理論で紹介されている8つの知能

現在、多重知能理論で紹介されている知能には、8つあります。

論理・数学的知能(Logical-mathematical Intelligence)

計算をしたり、問題を論理的に分析・解決する能力です。

研究者や薬剤師、開業医師、獣医師、会計士などは、この知能が高いです。

因みに、数教育は2-3歳から始めるのが良いそうです。関連記事も載せておきますので、興味があったら読んでみてください!(^_^)

数教育はいつから始める?

言語的知能(Linguistic intelligence)

話し言葉や書き言葉を効果的に使う能力です。

この能力が高いと、話す相手に合わせて適切な言葉を選ぶことができるので、コミュニケーションも上手になります。

どのような職に就いたとしても必要な能力ですが、教師や弁護士、作家、脚本家、落語家などは特にこの知能が高いです。

子供は何気ない夫婦の会話もお母さんの口癖もしっかり聞いています。子供と親の話し方って似ていたりしますよね(^^;

私は自分の語彙力も低いと思いますし、「会話」もものすごく苦手です。ですが、子供のお手本となれるように汚い言葉を使わないようには気を付けています。あとは、夫にももっと思いやった言葉で丁寧にお話するように気を付けないとなー。(^^;

音楽的知能(Musical intelligence)

音のリズム、高さ、メロディーやハーモニーなどを識別、また、表現する能力です。

音楽の先生や指揮者、演奏者、歌手、ダンサーなどはこの知能が高いです。

両手を使うピアノなどは脳の発育にもいいそうです。

鈴やタンバリン、カスタネット、ラッパなどで音を出す楽しさを、それからピアノなどで奏でる楽しさを伝えてあげられたらなーと思います。

空間的知能(Visual-spatial intelligence)

この能力が高い人には、図形のセンスがある人や、地図読みが得意な人が多いそうです。

建築家やインテリアコーディネーター、パイロット、画家、写真家などは特にこの知能が高いです。

算数の勉強などで「図形はセンス」なんてよく言われます。ですが、図形に強いかどうかは決して遺伝だけで決まるわけではなく、幼少期からブロックやパズルでたくさん遊ぶことでこの知能を伸ばすことができます。

難易度が高すぎず、また低すぎないブロックやパズルを、子供が手に取りやすい位置に置いておきたいですね。

博物的知能(Naturalistic intelligence)

自然や、(その応用で)人工物を識別する能力です。

動物園の飼育員や、環境保護、農業従事者、自動車整備士などはこの知能が高いです。

この知能を伸ばすためには、子供ひとりで、山や川で遊んでいればいいかといえば、そうではありません。『知識』がなければ、虫も葉っぱも識別できないからです。この知能を伸ばすためには、親と自然のなかで楽しんだり、図鑑を日常的に見て楽しんだりするなどして、知識を増やすことも重要になります。

私は花屋で働いていたことがあり、植物はそれなりに知っているのですが、虫はまったくわかりません(^_^;)

なので、私も図鑑を見て、子供と一緒に学んでいます。

私のおすすめの図鑑はこちらです。https://www.amazon.co.jp/dp/4415328520/ref=cm_sw_r_other_apa_glt_i_VPKE0618VAFX2XA812EP?_encoding=UTF8&psc=1

身近な虫が適度に詳しく紹介されているため、私のような虫初心者にはとてもわかりやすいです。また、子供がひとりで読めるようにつくられているため、子供も興味をもちやすいことや、一般的な図鑑のように分厚くないので手に取りやすいというのもおすすめする理由です。興味があれば読んでみてください!

身体・運動的知能(Bodily-kinesthetic intelligence)

身体全体、またはその一部(手、指、腕など)を効果的に使う能力です。

スポーツ選手やダンサー、俳優、工芸家、外科医などは、この知能が高いです。

子供でも、運動神経のいい子や手先が器用な子というのは、この知能が高い子です。もちろん、この知能も親の効果的な働きかけによってきちんと伸ばすことができます。

この知能を伸ばすために乳幼児期に親が心掛けたいことは2つあります。

①体の発達段階に合わせた動きを(できるだけ)子供が満足できるまでさせてあげること

②手や指先を使う遊び(例えば、つまむ、かける、落とす、ひねるなど)ができるように、道具や環境を整えること

幼児期には、階段をひたすら登り降りしたい時期や、縁石などをバランスをとりながら歩きたい時期、なんでもかんでも落としたい時期、穴という穴に色々とはめ込みたい時期など、大人が見ると「変なの」と思うような行動を何回も何回もやりたい時期があります。

そういった子どもの気持ちを(なるべく)くみ取ってあげることがこの能力を伸ばすことにつながっていきます。

対人的知能(Interpersonal intelligence)

人の気持ちや欲求を理解し、関係を良好に保つ能力です。

子ども達から慕われる保育園の先生や、信頼できる小児科の先生、話すとなんだかほっとするあの人など、対人的知能が高いな、と思うような“あの人”が身のまわりにいると思います。

その人たちに共通していることといえば、『共感力がある』のではないでしょうか。

自分の思いを受けとめてくれる、悩みを親身になって聞いてくれる、、、

この『共感力』を育てるには、親が子供にたーっくさん共感してあげることが重要です。

たくさん共感してもらった経験がある子は、その子自身も人の気持ちに寄り添うことができるようになります。

転んだとき、「痛かったね」「悔しかったね」って、子供の気持ちに寄り添ってあげること、そんな日常のありふれた場面が、能力を伸ばすことにもつながっていきます。

幼い子供にとって、もっとも大切な人間関係は、お母さんとの関係です。

やることがいっぱいあって忙しいとき、イライラするとき、私も丁寧に子供に対応できないときがあります。反省してチーーーン、、、となることもよくあります。

そんなときも、「さっきは◯◯がやりたかったんだね、でも、できなくて悲しかったね。」と、頭のなかで『共感!共感!共感!』と繰り返して、あとででもいいから、とにかく子供に共感することを心がけています。

内省的知能(Intrapersonal intelligence)

自分の好きなことや嫌いなこと、得意不得意、自分は何をしたいかを考え、目標を持ち、その目標に向かって自己制御をしたり自分の感情をコントロールする能力です。

この知能を伸ばすために、親が子供の幼児期にできることは、子供が静かに集中し、自分ひとりの世界に没頭できる環境を整えることです。

子供が自分でやりたい活動を見つけ、無心になって作業をし始めたら、邪魔をしない!

子供の遊びはただの遊びではなく、「その能力を高めたい!」という目的があるそうです。

私はこれを、モンテッソーリを学ぶなかで教わりました。そう考えるようになって、“イタズラ”も心穏やかに見守れたり、あるいは、子供がその能力を高められるようなものを渡したりできるようになりました。

以上が、多重知能理論で現在紹介されている8つの知能です。

子供が幼いうちは、親がバランスよく子供の8つの知能を伸ばす努力をして、子供の選択肢を広げてあげたいですよね。

私の子供も、あなたの子供も、これからどんなことに興味を持ち、どんな大人に育っていくのか、楽しみですね(^_^)

お互いに、頑張りましょうね!!

最後までお読みいただきありがとうございました♪

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