『近所のお散歩』は、脳の発育を促す【0歳~1歳児】

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脳の発育には、月齢に合った適切な刺激が必要です。

テレビやスマホの画面は刺激が強すぎて、落ち着きがない子に育ったり、言葉の発達が遅れることがあると言われています。

では、いったいどのような刺激を与えれば良いのでしょうか。

豊富な語りかけやスキンシップの他に、私は『近所のお散歩』をおすすめします。

0歳児、1歳児には、すべてが新鮮

お母さんのおなかの中しか知らない赤ちゃんには、見るもの聞くものすべてが新鮮です。

  • 朝日
  • 冷たい風
  • 鳥のさえずり
  • 流れる川
  • 夕日 など

自分で歩けるようになると、ベビーカーや抱っこよりもさらに地面に近くなります。

落ち葉を踏んでガサガサ音がすることに感動する子もいるでしょう。

水たまりでバシャバシャ足踏みをすることに喜びを感じ、水が入った冷たい長靴はなんだか気持ちが悪いことに気が付く子もいるでしょう。

また、花や葉、実、木の幹、虫、、、気になったものはなんでも触ろうとします。

0歳児、1歳児には、すべてが新鮮なのです。

そんな時、なるべくは私たち大人の都合で子供を急かしてばかりではなく、子供の「はじめて」の体験をからだ全体で味わい尽くさせてあげたいです。

五感を刺激し、脳の発育を促す

五感を刺激することで、脳の発育が促されます。

赤ちゃんの脳の細胞(ニューロンと呼ばれる)の数は、大人とほぼ同じだと言われています。

しかし、その細胞どうしは、まだほとんど繋がっていないのです。

それが、色々なものを見たり、聞いたり、触れたりといった様々な刺激を受けることで繋がっていきます。

これが、脳が発育するということです。

五感から受けた刺激は、脳のなかの、ある細胞(ニューロン)から他の細胞(ニューロン)に電気信号となって送られます。

このときに”シナプス”というつなぎ目ができるのですが、これを増やすことで脳が発育するのです。

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、(味覚)。五感をたくさん使って、脳の発育を促してあげたいですね。

『近所のお散歩』は五感を刺激するのに最適です!

お散歩は、1日何回行っても毎回違う発見があります。(私は犬の散歩も兼ねて1日2回は必ず行きます)

外に出たときの空気の冷たさ、空の様子、川の荒れ具合なども、日によって、時間によって、全く異なります。

「風が冷たいね~!」とか、「雲がひとつもないね!綺麗な青空だね~!」とか、子どもと一緒に、何気ない日常の風景を楽しみたいですね。

基本は子供の興味に合わせる

お散歩中は、親が見せたいものや教えたいことを一生懸命子どもに見せたり話したりするよりも、子どもの興味に合わせます。

お散歩が”勉強時間”のようになってしまうと楽しくないですよね…。

子供が何に興味をもっているのか、子どもの視線の先に何があるのかをよく観察しながらお散歩するのが良いと思います。

大人だって、自分で興味を持ったものはそうでないものに比べて、感じるものも多いですよね。

そして、より色んなものを吸収できますよね。

…とは言っても、子供が自分で意思表示できるようになるまでは、子供が何に興味を持っているのかわからないことが多いと思います。

当然、子供に語りかける内容もお母さんの興味に左右されることになります。

だからこそ、お母さんがなるべく色んなものに興味をもって、小さな発見、小さな幸せをたくさん子供と共有したいです。

お散歩ですぐに使える知識が載ったおすすめの図鑑

子供とのお散歩を有意義なものにしたいと思ったら、お母さんにも、お散歩中に出会うものについての興味や知識があると良いです。

私も、明日からすぐに使えそうな知識が載っている図鑑を色々と探して買いました。

その中のおすすめをいくつかご紹介します。

『植物』について、おすすめの図鑑

植物についておすすめの図鑑は、『じぶんでよめる しょくぶつずかん(成美堂出版)』です。

はる、なつ、あき、ふゆ、の季節ごとに

  • かだんのはな
  • みちばたのはな
  • まちやこうえんのはな、き

に分類されて掲載されています。

私のように、道端で見られる一般的な植物を知りたいという方におすすめの図鑑です。

もっと幅広く学びたいという方は、王道の『小学館の図鑑NEO』シリーズがおすすめです。

『鳥』について、おすすめの図鑑

鳥についておすすめの図鑑は、『ぱっと見わけ観察を楽しむ野鳥図鑑(ナツメ社)』です。

私は鳥の図鑑をいくつか持っています。

それはそれは、どの図鑑も美しくてすばらしいと思うのですが、、、日本で見られない鳥も多く載っていたりして、正直、初心者には調べるのも難しいと感じます。

しかし、こちらの図鑑は、日本国内で見られる代表的な鳥が324種厳選して掲載されています。

324種というのは、意外と多いのですが、、、この図鑑は「スズメ」「ムクドリ」「カラス」よりも大きいかどうかで、目の前の鳥の【大きさ】から種類を調べられるので、とても使いやすいです。

『虫』についておすすめの図鑑


日本の昆虫1400 (1) チョウ・バッタ・セミ (ポケット図鑑)


日本の昆虫1400 (2) トンボ・コウチュウ・ハチ (ポケット図鑑)


ぼくらはもりのダンゴムシ (はじめてのいきもの)

まとめ

近所のお散歩は、子供の五感を刺激し、脳の発育を促します。

直接手で触れたり、匂いを嗅いだり、視覚や聴覚だけではなく、触覚や嗅覚も意識してたくさん使わせてあげると良いです。

そして、できれば、お母さんが楽しみながら図鑑を開く姿を日常的に子供に見せてあげてください。

子供の知的好奇心がぐんぐん育まれます(^^)

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