なぜホームスクールを選んだのか

長女は来年度7歳になります。つまり、一般的には4月になれば小学校に入学する年齢になったということ。しかし、私たちはホームスクールという道を選びました。日本ではまだ認知度が低いホームスクール。どうしても学校に行けなくなり結果的にホームスクールを選ぶ家庭はあっても、最初からホームスクールを選ぶ家庭は少数派です。私たちがなぜホームスクールを選んだのか、その経緯を簡単にお話したいと思います。

ホームスクールを選んだ経緯

私たち夫婦はどちらも小中高公立校育ちですが、特に学校が嫌いだったわけではありません。子供は絶対にホームスクールで育てたいという気持ちがあったわけでもありません。私たち夫婦に共通していたことは、娘の気持ちを最優先にしたいということでした。

幼稚園卒園後の進路として、私たちは娘に3つの選択肢を与えました。

  • 地元の公立小学校
  • 個性を伸ばすことに軸をおいている地元の私立小学校(1校)
  • ホームスクール

5歳の娘には、小学校がどういうところなのか、1日の流れをイメージすることが簡単ではありません。

そこで、以下のことをしました。

  • 実際に小学校に行く(運動会、作品展、学校説明会)
  • 小学校の1日を紹介したYouTubeを一緒に見る
  • 朝起きてから寝るまでのタイムスケジュールを公立小学校版、私立小学校校版、ホームスクール版とつくり確認する
  • 小学校に似せた45分仮授業を行う(教師は夫)

私立小学校の受験は年長の秋に行われます。なので、私立小学校を受けるならば、準備は公立小学校のそれよりももっともっと早くから始める必要があります。私たちは、私立小学校を受けることになっても良いように、写真館で写真を撮ったり、願書を取り寄せたり、試験や面接の練習もしました。幼児教室は2ヵ所見学には行ったものの「ちょっと違うかなー?」と思い、通いませんでした。

悩みに悩み、いよいよ私立小学校では願書受付を開始し始める時期に入った頃、娘が「ホームスクールがいい」と言い出しました。「学校に行ってみなくていいの?行ってみてから決めてもいいんだよ。」と言っても「いい!家で勉強する!」とやる気満々の様子。

「それじゃ、ホームスクールをしよう!」

こうして、我が家では長女は小学校へは行かずホームスクールで学ぶことに決まりました。

何処かの○○小学校が絶対に良いわけでもないし、ホームスクールが絶対に良いわけでもないと思います。それぞれの良さがあると思います。しかし、私たちはホームスクールという素晴らしい選択が出来たことを嬉しく思っています。

そもそも我が家がホームスクールを選択肢にいれた理由、ホームスクールに対する思いや考えは追々お話したいと思います。

タイトルとURLをコピーしました